2004.01. Ford 408W のトラブル報告

昨年(2003)12月に全塗装と排気管一式交換を終え、新年を迎えていよいよ"走ろう"と車を動かしたのでした。
がっ、初走行?では、なんとマフラー(タイコ)が排気管から外れてローダーにての帰還となりました。

で、その接続部分をチョン付け溶接して貰い(その時の整備報告では「排気管関係の殆ど全てのボルトが
仮止め状態」でした・・・)、再度の挑戦をしたのですが、
晴天の中央高速を走っているとフロントガラスに水滴が・・・。
手で擦って?見るとオイルのようでした。
で、石川PAに入って車を止めると・・・・ボンネットからモウモウと煙が・・・。
火災になるとヤバイと消火器を取り出してボンネットを開けると、エンジン・ルームはオイルだらけ。
まぁ、オイルが発火するような感じではなく、とりあえず全損は免れました。
原因は、オイル・クーラーのパンクでして、予備のオイルを持っていれば自走して帰ろうかとも考えましたが、
はた迷惑な道路事情を作り出してしまうので、やはりローダーでの帰還となりました。

オイルクーラーの交換も終え、キャブ調整でもしようかと府中の某所に行った帰りに致命的な出来事が勃発
したのでした。
片道1車線の旧甲州街道を約40km/hで「おとなしく」走っていたら、
突如パンパンパンとマフラーから、キャブからはバフッバフッと音がしだし、エンジン停止。
再始動は、キャブからの吹き返し(バック・ファイヤー)で出来ません。
挙げ句にキャブから出火し、スプレー消火器で消す羽目に・・。

で、従業員に牽引して貰い、近所の熊沢モータースに入院となりました。1月20日頃のことです。

んで、点火時期の狂いが原因と考え、MSDのプログラムが"おバカ"になったのかとPCを繋げて確認するも異常なし。
バルブのタイミング・チェーンとか動弁系ならヤバイなぁと一服しつつデスビを見ると、ローターの位置が1番シリンダー付近を
指しているのに1番シリンダーのバルブが開いているのです。
で、デスビを抜いてギアを見ると少し摩耗しているものの異常なし。
いよいよ動弁系の重症かナァーとガックリしつつ、デスビのギアの「留めピン」を見ると、どうも様子が変なんです。
で、そのピンを抜こうとポンチを当ててもビクともしません。
ソーなんです、なんとピンが切れてギアは回れどデスビ回らず・・状態だったのです。

その原因を考えるに、フォードの場合、カムのギアがデスビのギアを回し、デスビのシャフトに刺さっている?
オイルポンプ・シャフトを回しているのです。
で、オイルポンプが不良になり、その回す力が異常に増大して、今回一番弱かったピンが切れたのだと
考えました。

で、オイルパンを外して、オイルポンプを外して見るとやはり何か噛んでいたのでした。







上の写真は、オイル・ピックアップのストレーナーの写真で、なんとグシャグシャになってました。
たぶん、オイルパンの底面に吸い付いてその負圧でコーなったのかと思います。

で、今回噛んだ物ですが、以前にバラバラになったシャフトロッカーの部品だか、上記ストレーナの
破片だかイマイチ判明しません。



で、オイルポンプを注文し、入荷待ちの時に別の問題を発見してしまったのでした。

それは、クーラントがシリンダを伝わってエンジン内部に出てきていたのです。
で、ヘッド・ガスケットも交換しないといけない状況になり、ヘッドを外しました。


ヘッドガスケットの型番を調べようと見たら、なんとガスケットにシール剤が塗りたくってあり、ブロックとヘッドの
水路が殆ど塞がった状態
でした。



で、使ってあるガスケットは、SCE社のカッパー製で、厚みがなんと0.072"もある物でした。
なんでそんなに厚い物を使ったのか判らず、バルブとピストンの隙間の問題なのかと思い、
ガスケット無しのままヘッドを借り止めし、手でエンジンを回しましたが、全く問題なし。
いよいよ「不明」です。ついでに「シール剤」もなんで使ったのか全く不明です。

で、ヘッド会社の推奨するガスケット(通常の302-351W用)・ブロック会社の推奨するガスケット(BOSS用)・
ついでにSCE社の「チタン」ガスケットと3種類も注文してしまいました。
 ※V8用ガスケットって2枚一組だとばっかり思っていましたが、品番によって1枚単位の物も
   有りますので、注文時にはご注意下さい。

   ついでに「チタン」ガスケットとなっていますが、実際はカッパー製です。


で、ヘッドガスケット交換の為、ピストン上部のスス?を綺麗に磨いていたら、また問題が発生しました。

それは、なんと8番ピストンが壊れていたのです。










とこんな感じの破損状況でして、原因はイマイチ不明ですが、
前記のヘッド温度が水路閉栓により高温、燃費向上の為キャブのメインジェットを絞った、ことで、
一番遠い8番がやられたのではないか、と考えています。

どなたかこの破損を見て、原因のわかる方がいらっしゃいましたら是非お教え下さい

で、ピストンも注文したのですが、チト圧縮比も上げようかと色々と物色したのですが、
既存のクランクやコンロッドを使用するので、選択できる物はかなり限られてしまいます。
んで、JE社のピストンに凹が少ない物があり、それを注文することにしました。


写真左より、JE製の今回使用する物、中は、以前の347Wに使っていたSRP製(JEの子ブランド?)、
右は今回壊れたProbe製の物。









で、ピストンも手に入り組み上げ、ヘッドガスケットをどれにしようかと迷いましたが、ヘッド屋推奨の物に
決めました(通常の302−351W用)。
で、ヘッドを据え付け、EXマニ、INマニも着けて、クーラントを注ぎ込むと再度のトラブルです!

なんとヘッドとブロックの面からクーラントがジャジャ漏れなんです。

原因は、ブロック上面の各シリンダ周りにある水路穴が、上記ガスケットだと覆いきれなかったのでした。

で、BOSS用にすべく再度ヘッドを外し・・・となんとも情けない状況に見舞われたのです。
(チタンガスケットは、水路を塞ぐことが「怪しい」為、使いませんでした)

で、その時、ヘッドのシャフト・ロッカーを留めるネジ穴がバカになり(何度もヘッドを外した結果)、
やはり近所の近藤内燃機さんにヘッドを持ち込み、ネジ穴を修正して貰いました。


8個のバルブの下に見える、2個ペアになったネジ穴が「バカ」になってしまいました。


ということで、今年に入って3ヶ月、繰り返しの災難に見舞われ、一時は新エンジンを買っちゃおうかとも
考えたことも有りましたが、なんとか無事に回復出来ました。
しっかし、何かとんでもない疫病神に取り憑かれた可能性もあり、近所の布多天神社でお祓いを
して頂き(特にエンジンを!)
、心機一転、心新たにムスタングに乗る所存であります。


以下は、おまけの写真です。











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